中国人寿原総裁杨超は退職後14年で調査対象となり、中国の金融規制は再び強化されている。房地产泡沫の解消を背景に、外側から内側へと金融の腐敗と資金流出を厳しく取り締まっている。



中国人寿は中国金融業界の最大の貯水池とされており、準備資金は8000億ドルに達し、2025年にはドイツのアリアンツを超えて世界最大の保険会社となる見込みだ。

前総裁の杨超は2005年から2011年まで在任中に中国人寿の株式改革と上場を完了させ、海外展開も加速させた。

中国の保険業界を金融の旗艦に育て上げる一方で、多くの杨超派閥の人物も登用され、さまざまな金融・保険業界に分布している。

保険業界は金融業の基盤であり、資金の貯水池でもある。これにより、保険業界が不動産に追加のレバレッジ属性をもたらしている。

もともとの「シナリオ」に従えば、中国の不動産は2007年の米国サブプライム危機に似た状況を模倣する可能性があり、金融流動性の問題が再び発生した後、金融の底部崩壊を引き起こし、不動産バブルの崩壊につながると考えられている。

しかし今回は中国の不動産が「予期せぬ」暴落を起こし、外部リスクが金融システム内部の警戒を加速させたため、もともと高圧的な反腐敗の取り締まりにさらに力を入れている。

保険業界で最も腐敗が起きやすいのは、信用保証保険と、保険資金の各種「関係」企業への流出であり、その過程で大量の手数料を稼ぎながら、資金の海外流出も引き起こしている。

二つの腐敗のポイントは、一つは金融レバレッジの増加による金融リスクの拡大、もう一つは資金の外流誘導であり、現在の厳格な取り締まりは、不動産を引き金とした中国金融システムの自己点検の一環とも言える。

杨超の追跡調査は一つのシグナルに過ぎず、杨超派閥の多くの関係者も巻き込まれる可能性が高い。今回の取り締まりは、中国の保険・金融業界に対する厳しい浄化の一環だ。

景気後退期において、金融リスクの積極的な取り締まりと予防は良いことであり、金融の底部の安定を保証し、レバレッジ属性を減少させる。しかし、取り締まりのペースが過度に速くなり、一時的な流動性の緊張や信用縮小、リスク志向の低下といった負の作用に警戒する必要もある。
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