なるほど、PoHはProof of Historyの略で、実はブロックチェーンの世界でかなり革新的な技術です。Solanaがこの技術を採用していて、正直なところ、そのコンセプトはなかなか面白いです。



PoHを従来のブロックチェーンの仕組みと違わせているのは、シンプルだけどパワフルな点です。通常、どのブロックチェーンでもネットワークは同時に2つの合意に到達する必要があります。つまり、「実際に起きた取引について」と「その取引がいつ行われたかについて」です。ところが、PoHは「なら、時間をそのままブロックチェーンに埋め込めばいいんじゃない?」と提案します。その結果は?ネットワークノードへの負荷が大幅に減ります。

技術的には、Solanaはこの実装のためにVerifiable Delay Functions(VDF)を使っています。コンセプトはシンプルで、VDFを完了できるのは1つのコアCPUだけで、ステップを順番に実行していきます。並列処理はできないので、各ステップにどれくらい時間がかかるのかを非常に簡単に計算できます。これが、PoHがとても正確で改ざんが難しい時間決定メカニズムになっている理由です。

Solanaはそれで終わりではありません。彼らはPoHと、Tower Byzantine Fault Toleranceを組み合わせています。これは、トークンをステークして検証を可能にするセキュリティシステムです。この組み合わせにより、Solanaは超高速かつ低コストで動けるようになります。

メリットは明らかです。Solanaの取引はEthereumよりずっと安く、処理速度もはるかに高いです。PoHによって得られるスケーラビリティは、高いスループットを必要とするユースケースにとって本当にゲームチェンジャーです。

でももちろんトレードオフもあります。Solanaは現在、1,200未満のバリデーターを使っており、Ethereumと比べるとずっと少ないです。さらに、dAppsのエコシステムもまだ発展途上で、Solanaでは約350のアプリがあるのに対して、Ethereumは3,000以上です。つまり、「Ethereum killer」とよく呼ばれますが、実際にはまだまだ先の話です。

理解しておくべきなのは、PoHはProof of Stakeベースの仕組みでありながら、時間計算の方法がユニークだという点です。これは従来のPoWではなく、だからこそSolanaは今のブロックチェーンのランドスケープにおいて独自の特徴を持っています。
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