中東のウェルスファンドがAI投資で主導権を握る—ソブリンウェルスファンド全体の資産規模は15兆ドルに拡大

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グローバルなソブリン投資の勢いが加速している。Global SWFの最新リポートによると、世界中のソブリンウェルスファンドの運用資産総額は今年、かつてない15兆ドルという規模に到達した。市場全体の好況と技術セクターへの継続的な資金流入が、この成長を牽引している。

中東勢がテクノロジー投資の主要プレイヤーに躍出

注目すべきは、中東地域のウェルスファンドが急速にデジタル化とAI分野での投資を加速させていることだ。ムバダラ投資会社(アブダビ)が先陣を切り、2025年までのAIとデジタル化関連投資に129億ドルの巨額を配分する方針を打ち出した。この動きは、単なる資産運用の最適化ではなく、戦略的な産業方向への明確なコミットメントを示している。

クウェート投資庁も同じトレンドに追従し、60億ドルの投資規模を確保。カタール投資庁は40億ドルを配置する計画だ。

ソブリンウェルスファンド全体で660億ドルがAI・デジタル化に流入予定

こうした個別の動きの背景には、より大きな流れがある。2025年にかけて、ソブリン投資家全体がAI関連とデジタル化プロジェクトに660億ドルを投入する見込みだ。このスケールの投資は、単に利益追求ではなく、次世代の経済構造を見据えた先制的な布陣といえる。

ソブリンウェルスファンド各機関は、従来型の資産配分戦略から、革新的な技術領域へのポジショニングへとシフトしている。中東のウェルスファンドがこの転換の中心にいることは、地政学的な経済力の変動も暗示している。

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