最近のETHの動きを見ると、ひとつの細かい点に注目すべきだ。

表面上は、価格が3000ドル付近でしっかりしているように見える。しかし、深く掘り下げてみると、状況はそれほど単純ではない。

**資金の流れが語る**

このところ、資金はずっと純流出している。各時間帯で同じ傾向だ——資金が外へ流れている。これは小規模な利確ではなく、システム的な撤退だ。データによると、最近の1日の純流出規模は4.5億ドルに達したこともある。

**価格の押さえ方が巧妙**

なぜETHは3000以下にしっかりと抑えられているのか考えてみよう。一方では、この位置は個人投資家にとって「もうすぐ突破できるかも」という期待を残している。もう一方では、価格を完璧にレンジ内に閉じ込めている。この精度の高さには、多くの場合、主力の手腕が関わっている。

**取引の観点から見ると**

もし今後、価格が2990-3005の範囲に反発した場合、これはショートの良いチャンスかもしれない。止損は3035に設定しておく。もし価格がここを突破したら、ペースが変わる可能性があるので、その時は損切りして撤退だ。

ターゲットは、第一目標は2900、第二目標は2850だ。2850を割った場合、下のスペースは本当に開かれる。

結局のところ、取引においては、**資金がどこに流れるかの方が価格よりも重要**だ。資金が継続的に流出しているとき、どんな小さな反発もただの罠に過ぎない可能性が高い。