TONコインが50%高騰しTop 10入り、Telegramエコシステムの恩恵はまだ始まったばかり

今回のTONのパフォーマンスは本当に一味違う。4月の最安値から今までで、このコインはすでに50%も急騰し、ついに時価総額トップ10入りを果たした。なぜ急にこんなに強くなったのかは、Telegramの一連の動きから説明できる。

背景の簡単なおさらい

TONはもともと2018年にTelegramが立ち上げたプロジェクトで、イーサリアムに対抗しようとしていた。しかし2020年にSECが「これは未登録証券だ」と告発。Telegramはすぐに手を引き、プロジェクトを断念。その後、独立した開発者グループがTON Foundationを設立し、2021年から運営を引き継いで、今のThe Open Networkになった。

正直、TONは昨年9月までほとんど値上がりせず、BTCに対しても70%下落していた。しかし3月以降、状況は一変——わずか5週間で170%も暴騰!

カタリストが登場

Telegram公式が動いた

  • 昨年9月、TelegramはThe Open Network上で暗号ウォレットの開発を発表
  • 3月31日、公式がTONで広告枠を購入できると発表し、広告収益の50%をクリエイターに分配すると宣言

ここがポイント。これはただの投機ではなく、現実的なユースケースだ。Telegramは月間数億人規模のアクティブユーザーを持ち、TONが本格的に統合されれば、その可能性は計り知れない。

エコシステムデータが物語る

TON Foundationも積極的に動き、4月1日にOpen Allianceプログラムを開始:

  • 3000万TON(当時2.04億ドル相当)をアプリ・ユーザーエコシステムのインセンティブに提供
  • さらに100万TONを使ってHumanCode(オンチェーンID認証プリミティブ)を推進

3月初めから現在まで、オンチェーンデータは爆発的に成長:

  • ウォレット数が倍増
  • TVLが6倍に増加

これは投機による偽りの繁栄ではなく、実際のユーザーと資金が流入している証拠だ。

なぜこのコインに期待できるのか

率直に言うと、TON最大の強みはTelegramというスーパーアプリの後ろ盾だ。ほかのL1チェーンと比べると、TONのアプリエコシステムはまだ初期段階(EVMやSolanaは大きく先行)だが、その狙いは「リアルな世界での利用シーン」だ。

数億人のTelegramユーザーが潜在的な入り口となり、公式が支援するアプリ内決済やクリエイターへの収益分配——これらは単なる理想論ではない。市場はすでにこうした「アプリと基盤の強い結びつき」にプレミアムをつけ始めている。

結論:現在の上昇は、Telegramエコシステムのストーリーのほんの一端を反映しているだけかもしれない。しかし、過大評価は禁物で、エコシステムの成熟度にはまだ大きなギャップがある。

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