Gate News のニュースにて、暗号アナリストのLeshka.ethが最新指摘として、イーサリアム価格が過去の歴史的フラクタル(自己相似)構造を再現していると述べた。重要なサポートを割り込む場合、短期的に最大40%の調整余地がある可能性があり、目標は1200ドルのレンジだ。
テクニカル面を見ると、イーサリアリアムの現在の値動きは、2025年10月および2026年1月に見られた2度の失敗したリバウンドと非常に似ている。当時の価格はいずれも「スーパー・トレンドライン」の上限(上軌道)を突破した後、すぐに下落した。その後、それぞれ約45%および48%の下落を記録している。現在、この形が1990ドル付近で再び現れており、同サポート領域を下回れば、下方向の余地がさらに広がる可能性がある。さらに、日足チャート上のベアフラッグ(弱気の旗)構造が、この見通しを強めている。
マクロ環境もまた、価格に対する圧力となっている。中東情勢は緊張が続き、米国とイランの対立がもたらす不確実性が、市場のリスク選好を弱めている。加えてインフレ圧力と金利見通しの変化が重なり、資金はより慎重になっているようだ。データによれば、イーサリアム価格は直近の高値から17%超下落しており、スポットETFでは約3億ドルの純流出が発生、需要指標は16か月ぶりの低水準にまで低下している。
オンチェーンデータも、いまの市場の自信不足を裏づけている。Glassnodeの統計によると、2025年末にピークを迎えた後、1万ETH超を保有するクジラ(大口)アドレスの数は停滞しており、大規模な積み増しの兆候は見られない。中規模および小規模の大口アドレスも、継続的な買い戻しを取り戻しておらず、資金の構成は依然として分散したままであることを示している。
ただし、一定の支え要因もある。イーサリアムのステーキング量は引き続き増加しており、取引所の保有残高は約10年ぶりの低水準にまで下がっている。これは、長期的な供給圧力が軽減されつつあることを意味する。
現在の局面では、1990ドルが重要な分岐点だ。これを下回ると、市場はより深い調整レンジに入る可能性がある。もしこの水準を維持できるなら、引き続きレンジ(もみ合い)構造を保てる見込みもある。短期の値動きは、マクロ環境の変化と資金の回流状況次第だ。